五線譜の読み方

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録音は耳に音楽を伝えます。楽譜なら、鳴らす前に音楽を調べ、覚え、他の人に伝えることもできます。少し音符を読めるだけで、前回の音高関係を確かめる方法が増えます。

符頭の上下の位置は、音部記号を基準にして初めて音名になります。 よく使う二つの音部記号は異なる高さに基準を置き、同じ五本の線で違う音域を表します。

長い語呂合わせより、基準の音から

五線には五本の線と、その内側の四つの間があります。線は下から上へ数えます。符頭の中心を線が通れば線上の音、二本の線の間なら間の音です。隣の線・間へ一つ進むと、C–D–E–F–G–A–B、そして再び C と音名が一つ進みます。いつも全音ずつではありません。E–F と B–C は半音でしたね。

ト音記号(G clef)⁠は第二線を囲み、そこを G4 とします。すぐ上の間が A4、次の線が B4。最下線は E4 で、C4 ではありません。

ヘ音記号(F clef)⁠は二つの点で第四線を挟み、そこを F3 とします。最下線は G2 です。同じ位置に描いた音でも、音部記号が違えば別の音高になります。五線と音部記号

ト音記号とヘ音記号の線上・間の音。下の位置から上の位置へ順に表示。

音部記号線上の音、下から上間の音、下から上
ト音記号E4 G4 B4 D5 F5F4 A4 C5 E5
ヘ音記号G2 B2 D3 F3 A3A2 C3 E3 G3

これは参照表で、速さを競う暗記テストではありません。まず基準を探し、隣の位置を数えます。よく出る位置は、やがて数えずに分かるようになります。

音符を動かして聴く

ト音記号の G4 から一つ上がると、線から間へ移って A4 になります。そこから二つ下げると F4。ヘ音記号へ切り替え、点の間の F3 を探してください。五本の線を動かすのではなく、高さの基準を変えています。

図を準備しています
五線上で音符を動かす

ト音記号は第二線の G4、ヘ音記号は第四線の F3 が基準。隣の線・間で音名が一つ進み、臨時記号は符頭を動かさず音高を変えます。

ト音記号の下へ進むと、中央のド C4 に着きます。下の第一加線上の音です。D4 はその加線と最下線の間にあります。ヘ音記号で同じ C4 を書くと、上の第一加線上になります。違う場所に書かれても、鳴る高さは同じです。

加線は既存の並びの延長で、新しい音名の仕組みではありません。ト音記号の下の C4 と、ヘ音記号の上の C4 は、二つをつなぐ基準です。ピアノの大譜表はこの二種類を組み合わせますが、すべての楽器が両方を使うわけではありません。

臨時記号は符頭を動かさず音高を変える

臨時記号は音符の左側に置きます。♯ は半音上げ、♭ は半音下げ、♮ はシャープやフラットを取り消します。G4 にシャープを加えると、G♯4 は同じ線上のまま高く鳴ります。符頭を A4 の位置へ動かすなら、文字名も変わります。

通常、臨時記号はその小節内の同じ譜表上の音高に効き、別の記号で置き換わるか、小節線でリセットされます。調号は別の背景指示です。音階の回で相互作用を練習します。ここでの単音問題では、すぐ左の記号を読んでください。

本シリーズの調律では C♯ と D♭ は同じ高さに鳴りますが、綴りと譜面の位置は異なります。同じ周波数の別名を答えるのではなく、書かれた音名を読みましょう。

音名を読む練習

ト音・ヘ音・混合から選べます。まず幹音、次に臨時記号を含む問題へ進みます。選択肢はオクターブ番号付きなので、C4 と C5 は区別します。譜面に合う音名を選んでください。

図を準備しています
音名を読む練習

知っている線を目印に、隣の線と間を数えます。加線も五線の上下へ同じ並びを続けます。

位置が分からなくなったら、ト音記号の G4、ヘ音記号の F3 に戻って数えましょう。オクターブにも注意します。ト音記号の五線の下の C は C4、第三間の C は C5 です。読譜練習でも続けて練習できます。

紙で解く問題と答え

まず考えてください。(1)ト音記号の第三間、(2)ヘ音記号の第二線、(3)ト音記号の下の第一加線、(4)ト音記号の第三間にシャープ。

答えは C5、B2、C4、C♯5。第三間は第二線 G4 から、間 A4、線 B4、間 C5 と数えられます。シャープは C5 の鳴る高さを変えますが、符頭の間は変えません。

音符の位置は音高を、形は相対的な長さを示します。拍子や音価へ進んでも、最初に音部記号を確認する習慣を保ちましょう。